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西牛货洲

Xī niú huò zhōu
🔊 「洲」は水の中にできた陸地や大陸を指す言葉であり、第1声(zhōu)で発音される。

名詞
📖 固有名詞として用いられ、主に仏教宇宙観や古典ファンタジー小説(特に『西遊記』)の文脈で場所を示す名詞として登場する。
1 西牛貨洲(さいごけしゅう)、(仏教宇宙観において)須弥山の西にあるとされる大陸
📝 サンスクリット語「Aparagodānīya(アパラゴダーニーヤ)」の漢訳。仏教の世界観において、世界の中心である須弥山(しゅみせん)の四方にある四大部洲(しだいぶしゅう)の一つ。牛が多く、牛を貨幣(財産)として取引に用いるとされたことから「牛貨」と訳された。中国の古典小説『西遊記』においては、天竺(インド)や釈迦如来のいる霊山(大雷音寺)が存在する聖地として設定されており、三蔵法師一行が目指す最終目的地のある大陸として非常に有名である。
《西游记》中,如来佛祖居住在西牛货洲的灵山大雷音寺。 (Xī yóu jì zhōng, Rúlái fózǔ jūzhù zài Xī niú huò zhōu de língshān dà léiyīnsì.)
『西遊記』において、如来仏祖は西牛貨洲の霊山にある大雷音寺に住んでいる。
佛教的四大部洲包括东胜神洲、南赡部洲、西牛货洲和北俱芦洲。 (Fójiào de sì dà bù zhōu bāokuò Dōng shèng shén zhōu, Nán shàn bù zhōu, Xī niú huò zhōu hé Běi jù lú zhōu.)
仏教の四大部洲には、東勝身洲、南瞻部洲、西牛貨洲、そして北倶盧洲が含まれる。
唐僧师徒四人历经千辛万苦,终于抵达了西牛货洲的界地。 (Tángsēng shītú sì rén lìjīng qiānxīnwànkǔ, zhōngyú dǐdá le Xī niú huò zhōu de jièdì.)
三蔵法師と弟子たちの4人は、千辛万苦を経てついに西牛貨洲の領域に到達した。

⚖️ 類義語との比較

「四大部洲」を構成する他の大陸との対比が重要である。現実の人間が住み、煩悩が多いとされる南の「南赡部洲(Nán shàn bù zhōu)」が『西遊記』における出発地(唐の国)であるのに対し、「西牛货洲」は仏法が栄える西方の清浄な世界(目的地)として対比的に描かれている。ちなみに、孫悟空の故郷である花果山は東の「东胜神洲(Dōng shèng shén zhōu)」にある。
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