名詞
仏教(天台宗)の用語。
1
天台宗でいう三つの惑(煩悩)。見思惑・塵沙惑・無明惑の総称。
📝 仏教。悟りを妨げる三種の惑い。見思惑(迷いの根本)・塵沙惑(衆生済度を妨げる)・無明惑(真如をおおう根本無明)を指す。
断尽三惑,方证佛果。
(Duàn jìn sānhuò, fāng zhèng fóguǒ.)
三惑を断ち尽くしてこそ、はじめて仏果を証する。
天台圆教,以次第断除三惑。
(Tiāntái yuánjiào, yǐ cìdì duànchú sānhuò.)
天台の円教では、順を追って三惑を断ち除くとする。
三惑之中,无明惑最难破。
(Sānhuò zhī zhōng, wúmíng huò zuì nán pò.)
三惑のうち、無明惑が最も破りがたい。
名詞
文語。
1
人を惑わす三つのもの。多く酒・色・財(あるいは狩猟)など、身を誤らせる三種の誘惑をいう。
📝 文語。書物により内容は一定せず、酒色財、または田猟・遊蕩などを挙げる。
戒此三惑,方能守身。
(Jiè cǐ sānhuò, fāng néng shǒushēn.)
この三つの惑いを戒めてこそ、身を保つことができる。
酒色财气,古人视为三惑之尤。
(Jiǔ sè cái qì, gǔrén shìwéi sānhuò zhī yóu.)
酒・色・財・気は、古人にとりわけ身を誤らせる惑いとされた。
少年沉溺三惑,终致败家。
(Shàonián chénnì sānhuò, zhōng zhì bàijiā.)
若者が三つの誘惑におぼれて、ついには家を傾けた。
登録日:
2026/08/17 00:53
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