諺
鶏口となるも牛後となるなかれ。大集団の末端にいるより、小集団であっても長〈かしら〉となるほうがよいというたとえ。
📝 『戦国策・韓策』に由来。蘇秦が韓王に、秦に従属するより小国でも独立の主であれと説いた言葉。「鸡口」は鶏のくちばし、「牛后」は牛の尻。
古人云宁为鸡口,无为牛后,他遂自立门户。
(gǔrén yún nìng wéi jī kǒu, wú wéi niú hòu, tā suì zìlì ménhù.)
古人は宁为鸡口,无为牛后と言い、彼はついに独立して一家を構えた。
宁为鸡口,无为牛后,我情愿到小公司当主管。
(nìng wéi jī kǒu, wú wéi niú hòu, wǒ qíngyuàn dào xiǎo gōngsī dāng zhǔguǎn.)
宁为鸡口,无为牛后だ、私はむしろ小さな会社で責任者になりたい。
他抱定宁为鸡口,无为牛后之志,不肯屈居人下。
(tā bàodìng nìng wéi jī kǒu, wú wéi niú hòu zhī zhì, bùkěn qūjū rén xià.)
彼は宁为鸡口,无为牛后の志を固く抱き、人の下に甘んじようとしなかった。
⚖️ 類義語との比較
「宁为玉碎,不为瓦全」が節を守り砕けても屈しない気概を言うのに対し、この諺は小なりとも長たる独立の立場を尊ぶ実利的処世観を説く。
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2026/07/13 02:40
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