成語
天子を手中に擁して、その権威をかりて天下に号令する。名分を利用して実権を振るうこと。
📝 字面は「天子を挟みて以て天下に令す」。『三国志』系の記述に見える語で、「挟天子以令诸侯」とも言う。曹操の政略を評する語として知られる。
曹操迎献帝于许,挟天子以令天下。
(cáo cāo yíng xiàn dì yú xǔ, xié tiān zǐ yǐ lìng tiān xià.)
曹操は献帝を許に迎え、天子を擁して天下に号令した。
谋士献策,劝其挟天子以令天下,以收人心。
(móu shì xiàn cè, quàn qí xié tiān zǐ yǐ lìng tiān xià, yǐ shōu rén xīn.)
参謀は策を献じ、天子を擁して号令し人心を収めるよう勧めた。
挟天子以令天下者,终难逃篡逆之名。
(xié tiān zǐ yǐ lìng tiān xià zhě, zhōng nán táo cuàn nì zhī míng.)
天子を擁して天下に号令する者は、結局は簒奪者の汚名を免れがたい。
⚖️ 類義語との比較
「狐假虎威」が他人の威を借りる一般的な比喩なのに対し、「挟天子以令天下」は君主を実質的に支配下に置く具体的な政略を指す。
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2026/07/20 02:20
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