形容詞
文語。音声・楽曲が高く鋭く、もの悲しいさまを表す。
1
(音・調べが)高く激しく、もの悲しいさま。悲壮で切ないさま。
📝 『楚辞』『文選』などに見える古語。
琴声激楚,闻者动容。
(Qínshēng jīchǔ, wénzhě dòngróng.)
琴の音は激しくもの悲しく、聴く者は心を打たれた。
歌调激楚,一座凄然。
(Gēdiào jīchǔ, yīzuò qīrán.)
歌の調べは悲壮で、その場の一同はしんみりとした。
夜半笛音激楚,令人不寐。
(Yèbàn díyīn jīchǔ, lìng rén bù mèi.)
夜半の笛の音は切なく激しく、人を眠らせなかった。
2
古く、優れて美しいさまを言うこともある。派手で華麗なさま。
📝 『招魂』の「激楚之结,独秀先些」など、美しさ・華やかさを言う用法。字書的解釈。
舞袖激楚,光彩照人。
(Wǔxiù jīchǔ, guāngcǎi zhàorén.)
舞う袖は華麗で、その輝きは人を照らした。
辞采激楚,冠绝一时。
(Cícǎi jīchǔ, guànjué yīshí.)
その文辞の華やぎは、当代随一であった。
服饰激楚,见者叹赏。
(Fúshì jīchǔ, jiànzhě tànshǎng.)
装いは華麗きわまり、見る者は感嘆した。
⚖️ 類義語との比較
「凄楚」はもっぱら悲痛さを言い、「激楚」は激しさ・華麗さの含みも持つ点で異なる。
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2026/07/29 06:50
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