成語
そこへ至る道すじがない。手だてがまったく見つからないこと。
📝 「亡」は「無」に通じ、「繇」は「由」に通じて「よりどころ・経路」の意。字面は「その道に由るところ無し」で、方法がないさまをいう。漢代の文章によく見られる古い言い回しで、現代ではほとんど用いられない。
欲救其弊而其道亡繇,士人皆叹。
(yù jiù qí bì ér qí dào wú yóu, shìrén jiē tàn.)
その弊害を救おうとしても手だてがなく、士人はみな嘆いた。
上下隔绝,民有冤情而其道亡繇。
(shàngxià géjué, mín yǒu yuānqíng ér qí dào wú yóu.)
上と下が断絶し、民に冤罪があっても訴え出る道がなかった。
他空有大志,无人举荐,其道亡繇。
(tā kōng yǒu dàzhì, wúrén jǔjiàn, qí dào wú yóu.)
彼はいたずらに大志を抱くばかりで推挙する者もなく、進む道がなかった。
⚖️ 類義語との比較
「走投无路」が追い詰められた窮状を強調する口語的表現なのに対し、「其道亡繇」は文語的で、制度上・客観上その経路が存在しないことを淡々と述べる。
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2026/07/20 02:20
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