成語
善行を始めながら、最後までやり遂げない。恩を施しかけて中途で止めること。
📝 『史記』の記述に連なる語で、「为德不卒」とも書く。「为德」は人に恩恵を施すこと、「不终」は完遂しないこと。中途半端な善意はかえって相手を損なうという含みを持つ。
既已相助,岂可为德不终。
(jì yǐ xiāngzhù, qǐ kě wéi dé bù zhōng.)
すでに助けた以上、途中で善行を投げ出してよいものか。
他中途撒手,未免为德不终。
(tā zhōngtú sāshǒu, wèimiǎn wéi dé bù zhōng.)
彼が途中で手を引いたのは、善行を全うしなかったといわざるを得ない。
为德不终,反使受助者更为难堪。
(wéi dé bù zhōng, fǎn shǐ shòuzhù zhě gèng wéi nánkān.)
善行を途中でやめれば、かえって助けられた側をより苦しい立場に置く。
⚖️ 類義語との比較
「有始无终」が事業一般の中断をいうのに対し、「为德不终」は特に人への恩恵・善行が完遂されない場合に用いる。
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2026/07/20 02:20
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