成語
北は敵地、南は遥かな天の果て。四方に隔たり、行く先の定まらぬ流離のさまをいう。
📝 「天南地北」の系統に属する言い回しで、「敌北」に敵の在る北方の意を重ねた形。戦乱による離散や、はるかに隔たった境遇を形容する。用例の乏しい語で、ここでは字面に即した解釈を示す。
战乱之中,亲友敌北天南,音信全无。
(zhànluàn zhī zhōng, qīnyǒu dí běi tiān nán, yīnxìn quán wú.)
戦乱の中、親族友人は南北に散り散りとなり、消息はまったく絶えた。
他自幼漂泊,敌北天南,居无定所。
(tā zì yòu piāobó, dí běi tiān nán, jū wú dìng suǒ.)
彼は幼い頃から流浪し、北へ南へと定まった住まいもなかった。
一别之后敌北天南,再见已是白头。
(yī bié zhī hòu dí běi tiān nán, zài jiàn yǐ shì báitóu.)
一度別れてからは遠く隔たり、再会したときには互いに白髪となっていた。
⚖️ 類義語との比較
「天南地北」が単に隔たりの遠さをいうのに対し、「敌北天南」は戦乱・敵対という背景を帯びた離散を含意する。
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2026/07/20 02:20
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