成語
飯を盛る竹の器も水を汲む瓢もしばしば空になる。生活が極めて貧しいこと。多く清貧に安んじる高潔さを含意する。
📝 陶淵明「五柳先生伝」の「箪瓢屡空、晏如也」に基づき、『論語』雍也の顔回「一箪食、一瓢飲」を踏まえる。貧窮に処してなお道を楽しむ人物像を伴う。
先生箪瓢屡空,而怡然自得。
(xiānsheng dān piáo lǚ kōng, ér yírán zìdé.)
先生は食器も瓢もしばしば空であったが、悠然と満ち足りていた。
他一生箪瓢屡空,却不改其志。
(tā yìshēng dān piáo lǚ kōng, què bù gǎi qí zhì.)
彼は生涯貧窮に甘んじたが、その志を改めなかった。
虽箪瓢屡空,读书之乐未减。
(suī dān piáo lǚ kōng, dúshū zhī lè wèi jiǎn.)
貧しくて食にも事欠いたが、読書の楽しみは減じなかった。
⚖️ 類義語との比較
「家徒四壁」が単なる貧窮の描写であるのに対し、「箪瓢屡空」は顔回・陶淵明の故事を背景に、貧しさに安んじる徳を称える色合いを帯びる。
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2026/07/20 02:19
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