成語
追い詰められた猿は林に飛び込むだけで木を選ぶ余裕がない。困窮した者は身の置き所を選り好みできないことのたとえ。
📝 『世説新語』言語篇の李充の言「穷猿奔林,岂暇择木」に基づく。生活のためにやむを得ず職や身の寄せ所を求める場面で用いる。
他失业半年,穷猿投林,只好先接下这份工作。
(Tā shīyè bànnián, qióng yuán tóu lín, zhǐhǎo xiān jiē xià zhè fèn gōngzuò.)
彼は半年失業し、選り好みできる状況ではなく、ひとまずこの仕事を引き受けるほかなかった。
所谓穷猿投林,岂暇择木,处境如此,何谈挑拣。
(Suǒwèi qióng yuán tóu lín, qǐ xiá zé mù, chǔjìng rúcǐ, hé tán tiāojiǎn.)
いわゆる窮した猿は林に飛び込むのみで木を選ぶ暇はない、この境遇では選り好みなど論外だ。
他自嘲此番南下不过是穷猿投林罢了。
(Tā zìcháo cǐ fān nánxià bùguò shì qióng yuán tóu lín bàle.)
彼は今回の南下も所詮は窮余の身の寄せどころ探しにすぎないと自嘲した。
⚖️ 類義語との比較
「良禽择木」が賢者は仕える主を選ぶという余裕ある立場を言うのに対し、「穷猿投林」はその余裕を失った困窮の状況を言う。
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2026/07/20 02:19
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