🔊 迩 ěr(近い)。遥 yáo(遠い)。住まいは近いのに、その人は遠く隔たっている、すなわち会えない相手を慕う情を表す。「室迩人远」とも
成語
📖 述語・比喩として用い、相手が近くにいながら会えない、あるいは今は亡い人を偲ぶ切ない情を表す
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住まいはすぐ近くにあるのに、慕う人ははるかに隔たって会えないこと。恋しい人・亡き人を懐かしみ偲ぶ切ない思いのたとえ
📝 『詩経・鄭風・東門之墠』の「其室則迩、其人甚遠(その室は則ち迩けれども、その人は甚だ遠し)」に由来。「室迩人远」がより一般的
故居犹在,斯人已逝,真是室迩人遥。
(Gùjū yóu zài, sīrén yǐ shì, zhēnshì shì ěr rén yáo.)
旧居はなお残っているのに、その人はもう世を去り、まさに家は近くとも人は遠しの思いだ。
重游旧地,室迩人遥,令他不胜感伤。
(Chóngyóu jiùdì, shì ěr rén yáo, lìng tā búshèng gǎnshāng.)
旧地を再び訪れると、家は近くとも人は遠く、彼は深い感傷に堪えなかった。
隔墙相望却难相见,正所谓室迩人遥。
(Géqiáng xiāngwàng què nán xiāngjiàn, zhèng suǒwèi shì ěr rén yáo.)
壁を隔てて見えるのに会うことはかなわず、まさに家は近くとも人は遠しというものだ。
💬 慣用表現
室迩人远
住まいは近いのに、その人は遠く隔たって会えないこと。会えぬ人を慕う情
⚖️ 類義語との比較
「室迩人遥」は「室迩人远」の異形で、近くにいながら会えぬ人・亡き人を慕う情を言う。「睹物思人」は遺品や旧物を目にして人を偲ぶことに重心があり、距離の近遠の対比という着眼点を欠く点で異なる。
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2026/07/27 06:32
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