副詞
<書> 文語。述語の前に置き、期待や切迫した状況を表す。
1
ほとんど、もう少しで、今にも、願わくは
📝 古典(特に『詩経』や『尚書』)に用いられる表現。「几」「近」「庶几」に近いニュアンスを持つ。
民亦劳止,汔可小康。
(Mín yì láo zhǐ, qì kě xiǎo kāng.)
民もまた疲れ果てた、今にも少しは安らげるだろうか。(『詩経』大雅・民労)
汔用乂厥辟。
(Qì yòng yì jué bì.)
もう少しでその君主を治めることができる。(『尚書』)
動詞
<書> 自動詞として用いられる。
1
尽きる、枯渇する、涸れる
📝 水などがなくなることを指す。
其水汔,不可饮也。
(Qí shuǐ qì, bù kě yǐn yě.)
その水は涸れてしまい、飲むことができない。
💬 慣用表現
汔可小康
もう少しで少しは楽な暮らしができるようになること。転じて、生活がややゆとりある状態(小康状態)に近づくこと。
⚖️ 類義語との比較
「汔」は現代中国語の口語では全く使われず、古典文学やそれを引用した書面語に限られる。副詞としては「もう少しで〜になる」という期待を含んだ切迫感を表し、動詞としては資源や水が「尽きる」ことを表す。
更新日:
2026/09/05 20:38
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