成語
人の飢えを自分の飢えとし、人の溺れを自分の溺れとする。他者の苦しみを我が事として引き受けること。
📝 『孟子・離婁下』の、禹は天下に溺れる者があれば己が溺れさせたと思い、稷は飢える者があれば己が飢えさせたと思ったという記述に基づく。
他有己饥己溺之心,见人受苦便寝食难安。
(tā yǒu jǐ jī jǐ nì zhī xīn, jiàn rén shòukǔ biàn qǐnshí nán ān.)
彼は人の苦を我が事とする心を持ち、人が苦しむのを見ると寝食も安からなかった。
为政者当存己饥己溺之念。
(wéizhèng zhě dāng cún jǐ jī jǐ nì zhī niàn.)
政を行う者は、民の飢えと溺れを我が事とする念を持つべきだ。
医者的己饥己溺,正是仁术之本。
(yīzhě de jǐ jī jǐ nì, zhèng shì rénshù zhī běn.)
医者が他者の苦しみを我が事とすることこそ、仁術の根本である。
⚖️ 類義語との比較
「感同身受」が共感一般を言うのに対し、「己饥己溺」は責任を引き受ける倫理的な強さを含む。
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2026/07/20 02:20
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